イネカメムシを発見
- press8820
- 7月12日
- 読了時間: 2分
生きもの調査。夕方の5時集合。
今回のテーマはイネカメムシの越冬個体を探すことです。
田植え後の田んぼの周辺では見ることはありません。 アズマネザサやジャノヒゲの藪や落ち葉の所にいる、夜間に活動しているという情報があります。林の方の神社や畑周辺を探索してみることにしました。
神社の境内の外側は周囲に樹木が立ち並び、光が遮られて薄暗い雰囲気です。落ち葉が堆積していて、条件はあっている。いそうな場所を歩き回り、植え込みや藪を網でつつきまわりましたが、バッタやコオロギの幼虫はわらわらといますが、残念⁉ながら、期待⁉の主はいそうにない。いないということは良いことなんだと一旦納得させました。
が、畑の周辺に雑草が生えています。イネ科雑草のメヒシバです。穂が出ています。
「こういうところにいるんじゃないの?」との声に、じっと目を澄ますと、「いた!」「ここにもいた」「あそこにもいた」「いっぱいいるじゃない」
ようやく発見できました。
網で捕まえようとすると、草が邪魔をして上手く掬えません。ポロッと落ちてしまい見失ってしまいます。手づかみの方が早いやーということで、捕獲成功。嗅いでみると臭いはしないので大丈夫です。
推測ですが、越冬個体がイネ科雑草のメヒシバが出穂して移動したのかもしれません。交尾個体や産卵等の繁殖は確認できませんでした。
これらの個体が、稲が出穂する時期を見計らって田んぼに飛来する可能性があるので警戒が必要ですね。





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