不耕起田んぼの田植
- press8820
- 6月21日
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田植えの日ですが、草がいっぱい生えています。不耕起田んぼですが、冬季通水が無いので、春から用水を引いて湛水状態です。
耕耘していないので春草がすき込まれずに草の遷移が進み、秋に発芽するスズメノテッポウやタネツケバナは枯れて、春に発芽する夏草が生えてきています。耕耘していないので草の種類も多様です。目につくのはイボクサ、ミゾソバ、サンカクイとキシュウスズメノヒエ、ハナビゼキショウなどです。普通の田んぼにびっしり生えてくるコナギは少しです。
耕耘した田んぼとは草の様子が違います。
田植え前に、まずは草抜きです。
目立つ草は、ミゾソバやイボクサですがこれは抜きやすいです。根っこからするりと抜けます。
やっかいなのは、サンカクイ。根っこが土深くしっかりと生えていて、簡単には抜けません。時間が無いので、とにかく刈り取りするしかありません。もう一つ困りものなのがキシュウスズメノヒエです。畦畔から侵入する草ですが、節々から発芽して広がっていきます。
参加者が多かったので、田植えの箇所だけは草抜きを終わらせて、田植えをしました。
田植えも土が固いので、苗を土の中にねじ込む要領です。
もち米と自然栽培の品種、古代米なので、固い土でも頑張って根っこを伸ばしていってくれると思います。

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